唐津商工会議所
会 頭 太田 善久
明けましておめでとうございます。
平成２２年の新年を迎え、一言ご挨拶申しあげます。
昨年は、長引く不況の中、歴史的な政権交代が行われ、日々変わる経済動向に注目しながら、慌しく一年が過ぎ去りました。このところ持ち直しの動きが見られるという県内経済においても、依然として厳しい状況にあり、今後、海外経済の動向や雇用情勢等に留意する必要がございます。そのような状況下、一昨年、当所が主催し、好評を頂いた、「アジアの食の祭典・弟４回からつ鍋まつり」を昨年、「唐津うまか博２００９・アジアの祭典・第５回からつ鍋まつり」と、さらに内容を高め実施致しましたが、お蔭様で、ある一定の成果を得る事が出来ました。これ一重に皆様のご支援の賜と感謝致しております。
昨年は、当所事業計画に則り、市の中心市街地の活性化を実現するため、中心市街地活性化協議会の設立へ向けた準備委員会を、９月に設置致しました。これは、地域の文化、伝統を育み、商業機能のみならず、地域における人・モノ・情報の交流機能がコンパクトに集積した利便性の高い街を目指す為の協議会です。
又、唐津市の魅力、特色ある地域資源を収集、記録保存し、情報発信する事により、市民の郷土を愛する心を醸成し、次世代に引き継ぐ事を目的とし、唐津検定委員会を１２月に設置しました。平成２３年の秋に検定を実施する予定で進めております。
当所と致しましても、数多くの懸案事項がございますが、一つずつ粘り強く取り組んで参る所存でございます。１,２００の会員相互のネットワークをさらに強固にし、新しい時代に対応した存在感のある商工会議所を目指します。会員の皆様におかれましては、尚一層のご理解とご支援を賜ります様、切にお願い申しあげます。
年頭にあたり、皆様のご多幸、ご隆盛、ご健勝を心より祈念申しあげます。