唐津は古くから、唐の津と称され、大陸との交易の要衝として栄え、アジアの玄関口として、韓国や中国等大陸の文化が伝えられてきました。日本最古の水田稲作が行われた唐津、江戸時代では幕府直轄領として栄え、明治では炭鉱業、昭和では水産業と栄えて参りました。
素晴らしい歴史と、自然からの贈り物である豊富な食材に恵まれた唐津、素晴らしい景観を持つ唐津、この唐津に昭和9年当商工会議所が誕生致しました。当時25名で発足した唐津商工会議所は、地域の商工業者が協力し合い、地域経済及び個別企業の発展と経済活動を営むのに好適な環境づくりを進める総合経済団体です。
全国に、515(平成29年7月現在)の商工会議所が設置されており、都市を住みよく働きやすいところにしようという願いに基づき、地域商工業者の意見を代表し、地域社会の健全な発展に寄与しています。このため地域の経済状況や都市問題などの調査を行ったり、業種別に設けられている部会、あるいは議員総会・常議員会を開き、必要に応じて国・県・市等に建議・要望を行うほか、経営の合理化をはかるための講習会・講演会や各種の相談指導を行い、企業が繁栄するために必要なキメ細かい活動を通して「企業を育て、地域を伸ばす」努力を続けています。