847-0012 唐津市大名小路1番54号

 

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経済界は改革の年!

 

 

第13代会頭  宮 島 清 一

 

  昨年は明治改元から150年にあたり、唐津でも幕末・明治の時代を記念する各種展示や多数の講演会が催されました。2020年を念頭に置いたKIMONOプロジェクトにも取り組まれ、永い民間交流の積み上げのあったボスニア・ヘルツェゴビナ国を意匠化した着物の製作が、多くの皆様の善意によって実現しました。今年は新たな改元を迎えます。和文化の薫る街としての唐津に、ますます磨きをかけてまいりましょう。

唐津には年間7百数十万人の観光客が来られますが、昨年は欧米船籍のクルーズ船の寄港が相次ぎ、外国人の来訪者が増えました。内外を問わず近年の観光の特徴は、有名な観光地を訪問するだけでなく、その土地の風情や文化をゆっくり味わい、気に入った土地を繰り返し訪問したり、長期に滞在するなどの傾向です。唐津は、自然、歴史、焼き物、食、お酒などの資源に恵まれ、観光の新しい流れの中で益々輝く素地を持っています。今年は赤獅子200年、おくんちも記念すべきものとなるでしょう。観光事業のインフラ面では、無線インターネットやキャッシュレス決済環境の整備を進めねばなりません。英語による案内、小売店の英語力向上も必要です。リゾートホテルや日本旅館だけでなく、バックパッカー向けの簡易宿泊施設など、多様な外来者への対応が必要です。中心市街地では国の第二次計画が実施の運びとなり、新たな商業施設「パティオ」が夏にオープンする予定です。

企業活動では、生産と供給サイドの課題が大きいでしょう。少子化と団塊世代の退職が同時進行したことにより、著しい人手不足となっています。国内消費は堅調ですから、人手がないからと事業を縮小するのでなく、情報通信技術(ICT)を駆使するなどして労働生産性を高め、積極的な事業展開を心がけましょう。金融、建設、機械、電機等の皆さんも、時代の変わり目に行われる設備投資を積極的に応援しましょう。労働力の面では、様々な境遇にある人が各々の事情にあった働き方ができ、その結果として多くの人が就労できるように、働き方の改革を進めましょう。

 唐津商工会議所の会員数は1,249。新しい会社を起こすための勉強会「創業塾」には28名の方が参加され、その前の年より7人増えました。新しい会社4社が誕生しました。まだまだ少ないですが、唐津商工会議所はこうした「やる気」ある人々を応援してまいります。不確実な国際情勢など懸念材料はありますが、全体としての環境は経済活動に追い風です。2019年が皆さんにとって素晴らしい年となりますよう、お祈り申し上げます。

  

2019年(平成31年)1月